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学会紹介
■沿革
本学会は特殊教育、特に障害児教育の科学的研究の進歩発展を図ることを目的とし、全ての障害種とその関連領域を含む、わが国で最大規模の学会である。
第2次大戦後の特殊教育振興に伴って、昭和20年代の後半期から昭和30年代の前半期にかけて特殊教育に関する教員養成課程や研究機関が徐々に設けられるようになり、30年代後半には特殊教育関係の研究者の数も次第に増えつつあった。このような時に日本教育学会を中心として、「教育関係の各学会間の研究連絡と国際会議への出席など」を促進するため、教育系学会研究連絡協議会といった組織設立の機運が高まり、特殊教育研究者も学会を設立してこの会へ参加してはどうかとの勧めが、東京教育大学特殊教育学科に対してあった。
これを機に、尾島碩心、榊原清、西谷三四郎氏らが中心となって、日本特殊教育学会設立のための第1回世話人会が、昭和37年9月13日開かれ、この設立計画に「盲・ろう・精薄・肢体不自由・問題児・病弱」などの各対象関係者が参画した。この世話人会は、翌昭和38年9月27日までに5回にわたってもたれ、その結果、学会の初代理事長を城戸幡太郎氏にお願いすることとし、昭和38年11月23日に設立総会と研究発表会を兼ねて、日本特殊教育学会第1回大会が、東京教育大学で開催された。当日の参加者は、173名であった。
平成22年度には第48回大会が開催され、正会員数は4,161名(平成22年8月21日現在)を数えるに至っている。
部会は昭和59年度までは、8つの部会に分かれていたが、昭和60年度から、重度重複障害教育部会が新設され9部会になった。部会名については、平成5年度より、精神薄弱教育部会が精神遅滞教育部会に改定された。
他方、教育系学会連絡会は、昭和38年4月26日に発足し、その後、日本学術会議教育学研究連絡委員会と改称され、本学会も登録団体として参加していたが、平成17年10月からは組織変更に伴い、日本学術会議協力学術研究団体として参加している。
学会機関紙「特殊教育学研究」は、昭和39年3月に創刊号が刊行され、当初は年間1号の発行であったが、昭和42年度からは年間2号、昭和44年度からは3号、昭和54年度から年間4号と徐々に充実していった。その後会員からの要望もあり、平成4年度から掲載論文の種類として「実践研究」が設けられ、これを第5号特集号として発刊することになった。この特集号は平成12年度まで継続されたが、平成13年度からは特集号としての体裁をやめ、1号から5号の中で他の論文とともに掲載されることとなった。さらに、平成12年度からは、我が国特殊教育学研究の海外への発信を積極的に行うため、英文特集号が第6号として発行され、今日に至っている。
また、若手研究者の研究奨励を目的として、平成元年度から「日本特殊教育学会研究奨励賞」が、また平成16年度からは、多くの会員が所属するさまざまな実践現場での研究を推進するため「日本特殊教育学会実践研究賞」が設けられ、機関誌に掲載された優れた論文に対して賞を授与している。
■事業
- 日本特殊教育学会大会の開催
日本特殊教育学会大会を年1回、9〜10月頃に開催している。 - 機関誌「特殊教育学研究」の発行
機関誌「特殊教育学研究」を年6回発行している。
そのうち1回は、英語論文特集号である。 - 研究活動
会員からの要望等に基づいて、各種の研究活動を、 委員会を組織して実施している。
研究委員会のもと、国際化小委員会と社会貢献活動小委員会が活動している。 - 学会運営のための会議等
学会運営のために会務総会、理事会、常任理事会、長期計画検討委員会、研究委員会等が開催されている。
