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ご挨拶 |
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日本特殊教育学会理事長
梅谷 忠勇 |
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日本特殊教育学会は、特殊教育の科学的研究の進歩発展を図ることを目的として結成された、わが国で唯一の研究学術団体です。1963年11月に結成され、第1回学会大会が東京教育大学で開催されてから45年が経過しております。全国各地で毎年大会が開催され、2009年9月には第47回大会が宇都宮大学の主催により、同大学を会場として開催されることになっています。
日本特殊教育学会の主な事業としては、会員の研究促進・交流をねらいとした上述の年次大会の開催のほか、機関誌である「特殊教育学研究」の発行があります。現在、第1号から6号まで年6回発行し、第6号を海外への研究発信を意図した「英文論文特集号」として編集を行っているのが特色といえるでしょう。また、学会として、在り方委員会・研究委員会を常設して、会員からの要望などに基づき、これまでに特殊教育システム・免許問題等の研究活動を行い、この結果を公表しています。
学会の会員数は2008年8月現在で、正会員が4,000 名を越える(国内4,138名、海外17名)までに至っています。会員は、障害のある人の教育や、非行・行動上に問題のある子どもの矯正教育、心理、保健・医学、リハビリテーション、福祉など、学際的で、幅広い分野の研究と実践に携わっている専門家集団で、9つの構成部会のいずれかの部会に所属することになっています。
近年、インクルーシブ教育やノーマライゼーションの進展、一人ひとりの教育的ニーズに応じて、特別な教育・支援の対象となる子どもの障害の概念や範囲の拡がり、さらには障害の重度化・重複化、多様化等の変化が生じています。これらのことを踏まえ、わが国の文部科学省では特殊教育から特別支援教育へと転換し、教育・支援システムの新たな構築への取り組みが行われつつあります。
このような状況の中にあって、特定の分野・対象へのアプローチと各分野・対象横断的なアプローチ両面の基礎(理論)研究や実践(応用)研究が、今後ますます求められるでしょう。さらに、本学会には、得られた研究成果の教育や福祉現場などへの活用を図ることによる、地域社会への具体的・実際的な貢献の役割も期待されております。
日本特殊教育学会は、このように、障害のある方々等の自立や社会参加に向けて、保育、教育、心理、医療、保健、福祉、労働などの関係者からなる基礎と実践両面の研究団体です。日本特殊教育学会に関心のある多方面の方々の本学会への入会・参加を心より歓迎いたします。 |
2008年12月1日 |
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